2012/09/24
今年メジャーデビュー25周年を迎えたBUCK-TICKが、9月22日と23日に千葉ポートパーク内特設野外ステージで主催イベント【BUCK-TICK FEST 2012 ON PARADE】を開催。2日間で約14,000人を魅了した。
<BREAKERZ 櫻井敦司に「可愛い」って言ってもらえた>
20周年に実施したイベントの第2弾となる本公演には、トリビュートアルバム『PARADE II~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~』(7月4日発売)へ参加した12組のアーティストたちが出演。初日にはMUCCが「遊んだもん勝ちだ! バカになれ!」と暴れたり、cali≠gariがBUCK-TICKの今井寿(g)と共に「MISTY ZONE」をコラボ披露するなどして、会場のボルテージを上げていく。
また、BREAKERZのDAIGO(vo)は今井のトレードマークである左頬に記されている“B-T”ペインティングにちなんで、BREAKERZの“B-Z”をペインティングして登場。それを櫻井敦司(vo)に見せたところ「可愛い」と言ってもらえたと嬉しそうに語る一幕も。
そして、トリを飾ったBUCK-TICKは「羽虫のように」「LOVE ME」などに加えて、「ICONOCLASM」をガラ(MERRY)や桜井青(cali≠gari)と共に歌唱し、ファンを大いに盛り上げた。
<氣志團“BUCK-TICK様の後継者を決める勝負でもある”>
一方、2日目は生憎の雨天となったが、トップバッターとして登場した氣志團が前述のトリビュートアルバムの収録曲「MACHINE」や自身のヒット曲「One Night Carnival」を熱唱。MCでは「今回のフェスはBUCK-TICK様の四半世紀のお祝いだけど、後継者を決める勝負でもあると思う。俺たちが一歩リードしてる。なぜなら、俺たちの地元にはBUCK-TICKのコピーバンドをやってる導火線ってバンドがあったからだ」と語っていた。
その後、POLYSICSは「Sid Vicious ON THE BEACH」で今井や樋口豊(b)と、Pay money To my Painは「love letter」で今井とそれぞれ共演。さらに、D'ERLANGERのステージにDie(DIR EN GREY)が登場するサプライズもあった。
<櫻井敦司「パレードは死ぬまで終わらない……いや、死んでも終わらない>
初日に続きトリを務めたBUCK-TICKは最新アルバム『夢見る宇宙』の収録曲「CLIMAX TOGETHER」や7月発売のシングルナンバー「MISS TAKE~僕はミス・テイク~」、更に「夢見る宇宙」などを披露。最後に打ち上げ花火が夜空に舞い(2日間で500発)、両日合計約90曲12時間超となった【BUCK-TICK FEST 2012 ON PARADE】を大盛況の内に締め括った。
なお、イベントで「パレードは死ぬまで終わらない……いや、死んでも終わらない」という言葉を残した櫻井は、「日本の名だたるアーティストの皆様の宇宙によって、BUCK-TICKの楽曲たちがまた新たな輝きを放ちました。今回参加してくれた全アーティスト、そしてどの曲も眩しいです」とコメント。今後、BUCK-TICKとしてアルバムのリリースツアーを予定している他、デビュー25周年を記念した映画製作も決定しているので、お見逃しなく。
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